サン・ファーム橋口では、薩摩もち豚の養豚と農業を両立して循環型農業をしています。
たい肥は全て農業に使用し、農薬などを化学薬品をできるだけ使わず、食材の安全はもとよりその土地の健康・地質改善も考えた取り組みをしています。
現在は主に米、ジャガイモ、ブロッコリーを生産しています。
ジャガイモはお菓子製造の大手企業様に卸しており、野菜の味と品質にも自信をもってご提供しております。
日本は古来より、雑草や虫などを人が取り除き、家畜やワラなどから得られるたい肥により農作物を育てていました。しかし、現在では効率よく農作物を生産するため化学肥料に頼ってしまうことも増え、その農薬により効率は上がったものの農地の質を悪くしてしまう懸念も増えました。また、家畜の飼料においても外来のものを輸入するなど全てが効率主義となり、良いことがある反面で考えさせられることも少なくない状況となっています。
循環型農業では、農産物は人と家畜の食料となり、人の食事や家畜、ワラなどから活用されるたい肥を微生物に分解させることで土の質を改善、そこで育てる農産物に栄養を与えるサイクルを作ります。
自然が持つ本来の力とその生態系、人もその中に入ることで成り立つ循環型農業を基本として、自然と向き合い、私たちは「農家」としての仕事を楽しみながら真剣に取り組んでいます。